▼科学の授業で天地創造説教えていい、米各州の両論併記法案に論争 AFPBB News
世論調査会社ギャラップ(Gallup)の2014年の調査では、「約1万年前に神が人類を今と同じ姿で創造した」と信じる米国人は42%に上った。この割合は30年前に調査が開始されて以来ほとんど変動していない。
同じ調査では、31%が人類は神の導きによって未発達な生命体から進化したと信じていると回答。進化の過程に神は一切関係ないと思うという回答は19%だった。
「教育勅語を教えてもいい」という文部大臣のいる国と、どっちもどっち。しかし、神は関与していないとする人が2割しかいないって……そういうお国柄なんだなあ。
▼シリア攻撃、支持51%=「化学兵器使用」抑止は悲観的-米世論調査 AFPBB News
【4月11日 時事通信社】米インターネット新聞ハフィントン・ポストは9日、トランプ政権によるシリア空軍基地へのミサイル攻撃について、米国民の51%が支持したとする世論調査結果を掲載した。不支持は32%だった。
51%はかろうじて過半数。けっして少ない数字ではないが、アメリカでも圧倒的多数が支持しているわけではない。
▼極右団体の集会に、パキスタン系の女性が堂々立ち向かう「ちっとも怖くなかった」
イギリス・バーミンガムで4月8日、極右団体「イングランド防衛同盟(EDL)」が開いた集会に、団体のリーダーに微笑みながらも堂々と対峙した若いパキスタン系の女性の写真がSNS上で瞬く間に拡散し、称賛を集めた。
人種差別主義者と闘うことは、ときに困難だが、つねに正しく美しい。
清水さんは「幸福の科学」を通じ、「お仕事の内容に心がおいつかない部分があり(中略)毎日がギリギリの状態でした」とする直筆コメントを発表した。所属事務所は「やりたくない仕事をさせていたことはない」としている。
── 清水富美加さん:芸能界を事実上引退、幸福の科学に専念へ - 毎日新聞
けっこう好きな若手女優だったのに。「幸福の科学」だったんだ……
実家の玄関前のピラカンサが真っ赤な実をたわわにつけていた。
雀が群れなしてその実をついばむ。
昨年、鳴り物入りでJR多賀城駅前にリニューアル・オープンした「多賀城市立図書館」にも行ってみた。いわゆる「TSUTAYA図書館」の一つだ。たしかにコンセプトと見映えは素晴らしい。大都市でもめったにみられないお洒落な文化空間ではある。正月2日もオープンしており、受験生、学生、親子連れでけっこう賑わっていた。ただ、ここでもいわゆる「選書問題」がでているようだ。あれだけのキャパの書架を埋めるためには、ビジネスライクな荒技を使わざるを得ないかもしれないんだけれど、はたして市民はどう考えているのかな。
一方、技術会議の委員だった川田誠一・産業技術大学院大学学長は「地下も盛り土がされたと思っていた。実は空洞だと聞き、びっくりした」と話した。委員だった長谷川猛・都環境公社非常勤理事は「地下空間の利用なんて都は会議で詳しく言っていない。技術会議で承認していないと思う」と指摘。
引用:東京新聞:豊洲市場 都、08年に地下空間案 盛り土提言を受けた直後:社会(TOKYO Web)
豊洲市場移転問題、コンクリートの下の謎の空洞が明るみになって、いよいよ百鬼夜行、魑魅魍魎の世界になってきた。
上記、東京新聞の記事によれば、土壌汚染対を検討する「専門家会議」は2008年7月に「敷地全体を盛り土するように都に提言」し、「有害物質が建物内に入るおそれがあるため、地下施設は造らない方がいい」と指摘していた。
ところが翌月に開かれた「技術会議」で、都はあっさりと専門家会議の提言を否定。地下空間建設にこだわり、結局、「都は建物の下に浄化作業ができる空間を確保する案を設計に反映した」。この間、最初の専門家会議は解散。自分たちの提言が技術会議で覆されたのに、それを問題視することもなく、会議出席の報酬だけ懐に入れてトンズラしたわけだ。とんだ「専門家」たちである。
さらに魑魅魍魎なのが、上に引用した技術会議の面々のコメント。「てっきり盛り土されていると思っていた」「地下空間の利用なんて都は会議で言っていない」といまさらながらの責任逃れ。自分たちの議論がどのように設計に反映され、実際、どのように施工されたのかを確認することには、全く関心がなかったようだ。こちらの会議出席報酬はおいくらだったのかねえ。
都の職員が、専門家会議や技術会議の議論を無視して、勝手に設計を変更したのだとすれば、専門家や有識者を集めて会議をする意味などまったくなかったのではないか。たんなるアリバイ工作に使われただけではないのか。
むろん問題の元凶は都庁にあるわけだが、日本の土木技術の専門家とやらの知的退廃も、それ以上に深刻だ。
演出家の蜷川幸雄氏(享年80歳)が昨日亡くなった。子供の頃観ていた、テレビドラマのちょい役の役者のころからその名前は知っている。いつのころから演出家に転じ、またたくまに「世界のニナガワ」になってしまった。
蜷川演出の舞台を実際に見たことがないので、その芝居についてはあれこれ言えないのだが、すごい人だったんだろうな、とは想像できる。
メディアは一斉にその死を報じ、蜷川マジックで演技を開眼させた俳優たちのコメントを集めている。
例えば、朝日新聞は、
悲報を受け、俳優や演出家たちから哀悼の言葉が相次いだ。大竹しのぶさん、宮沢りえさん、狂言師の野村萬斎さん、阿部寛さん……。みな蜷川さんから膨大な演劇の力を吸収した俳優らだ。
引用:俳優や演出家から、哀悼の言葉 蜷川幸雄さん死去:朝日新聞デジタル
この報道は順当だと思う。
ところが、この日、飲み屋さんでみたテレビでは、いきなりジャニーズ系の「亀梨和也」のコメントが、他の俳優を差し置いて真っ先に登場したので、あらためてテレビ局の「ジャニーズシフト」を思い浮かべたのである。
たしかに蜷川は「アイドル」俳優を多数起用したけれども、社会通念的に考えて「亀梨」が追悼コメントのトップってことはありえないだろう。
死んでしまえばなんでもOK。よく知らない人にとっては、アイドルを演出したおじさんというぐらいなところで、評価が定まってしまうのかもしれない。それは無惨以外の何ものでもない。
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Author: thinmustache(a.k.a. hiropon)
よしなしごとを書き散らかしております。