久しぶりに安竜さんのブログを読んでいて、川本三郎の新著のことを知る。で、Amazonに発注。安竜さんは旺盛に本を読み映画を観、ブログを更新している。見習わなくっちゃ。
「障害があるからといって 誰かに傷つけられたりすることは、あってはなりません。 もし誰かが「障害者はいなくなればいい」なんて言っても、 私たち家族は 全力でみなさんのことを 守ります」 全国手をつなぐ育成会連合会声明 https://t.co/tr4w61idFJ)
07-28 00:26
RT @KTB_genki: 応援演説でウーマンヘイトですか。こんな人が4期も都知事を勤めていたなんて東京の黒歴史ですわ。都政の停滞の根本的な原因はこの人でしょ。「売国奴」「厚化粧」 石原元知事、都知事選候補を批判:朝日新聞デジタル https://t.co/prgopIE…
07-26 22:45
RT @Tarako33: この老害ジジイをかつて都知事に選んだのは都民。今度はこの女性版を都知事に選ぼうとしているのも都民。切ない話だね。。。「売国奴」「厚化粧」 石原元知事、都知事選候補を批判:朝日新聞デジタル https://t.co/NTXuIjzOCK
07-26 22:44
RT @voicezax: 「売国奴」「厚化粧」 石原元知事、都知事選候補を批判 https://t.co/iFRV4KIWSd石原慎太郎https://t.co/DHmzxlf7A3水俣病患者の直訴文に「IQの低い人が書いたような字だ」と言い放ち謝罪し土下座 https://…
07-26 22:44
今日は長崎市にあるマグロの養殖研究所で、「ゲノム編集」の話を聞きに行ったのだが、そこで知った言葉に「狂奔遊泳」というのがあった。
強い光などなんらかの強いストレスがかかることで魚が錯乱状態になること。マグロの養殖ではよく見られる現象で、パニックになったマグロは生け簀の網に首を突っ込んで死んでしまう。資産価値の減少を防ぐという意味から、特定の遺伝子をコントロールして、パニックにならないマグロを作り上げる研究が始まっている。
動物の本能まで変えてしまう、ゲノム編集という遺伝子操作技術の功罪は置いといて、私が思い浮かべたのは、ここ数日の「Pokemon GO」騒動だ。
25日午前10時ごろ、金沢市の国道359号で、軽乗用車が停止中のライトバンに追突、ライトバンの運転手が軽傷を負った。石川県警によると、軽乗用車を運転していた20代の男性は「ポケモンGOをしていて前をよく見ていなかった」と話したという。「ポケモンGO熱中、クマに気づかず接近も 交通事故多発:朝日新聞デジタル」
この数日、暑さと「PokemonGO」のせいで、日本人はみな一斉に、生け簀の中のマグロのようにパニックを起こしている。ウィルスに肉体を乗っ取られ、怪しい電波に操られながら、ゾンビのように街を徘徊し、ターゲットを追い詰める。安手のホラー映画を観ているようだ。
開発元にしてみればこの程度の「事故」の発生は想定内だろう。それを面白おかしくメディアがかき立てるものだから、このゲームを知らなかった人もやってみたくなる。ここ数日はメディアも狂奔状態。マーケティング効果絶大だ。
狂ってしまったのは子どもや学生だけでない。きょう一緒に行った30歳前後の女性編集者も、長崎空港に着くなりそのゲームをやりだした。都市部だけではない。土曜日の福島の人口3000人の里山でも、小学生が「PokemonGO」を持って公民館を勢いよく飛び出してきた。
昨年、葛西水族館でマグロの狂奔遊泳が発生し、大量死した事件のときは、原因がつかめないこともあって「不気味だ」という報道があったが、私に言わせれば今回の「ポケモン騒動」のほうがより不気味だ。吸い込まれるように車に突っ込み、引き寄せられるようにクマに近づくのは、マグロではなく人間だからだ。
スマホとGIS(地理情報システム)とAR(拡張現実)の技術が安価になったところで、「PokemonGO」のようなゲームの出現は予測されていた。「PokemonGO」の前身の「Ingress」はそんなに日本で流行らなかったが(知人の何人かはハマってたけど)、それはきっとアプリの日本語化が遅れたのと、マーケティング戦略が稚拙だったからだろう。
この騒動をどう捉えるべきか。私の感想はただ一言。狂奔遊泳して、みな死んでしまえ!
『愛のコリーダ』は毀誉褒貶の激しい作品だったので、出演したことで、一つ烙印を押された感はありました。でも僕はそういう傷痕は大事にしたい。何の傷もなくつるっとしているのはつまらないからね、
世の中にはいろんなバカがいるし、自民党にも一定程度バカがいるのは周知のことだ。しかし、バカさ加減もここに至るや、“笑死”ものである。
[学校教育における政治的中立性についの実態調査 | 参加しよう | 自由民主党]
なんでいまどきこういう時代錯誤の密告フォームができたかというと、
「高校等で行われる模擬投票等で意図的に政治色の強い偏向教育を行うことで、特定のイデオロギーに染まった結論が導き出されることをわが党は危惧しております」(同上)
という危機意識が彼らには強いかららしい。
その危機感の根拠が私にはよくわからないのだ。ちなみに先の参院選投票では、若年層ほど与党に投票しているのだから(18-19歳の投票行動 2016/07/11) 、何を彼らは恐れているのかとは思う。
むしろ恐れるのは私のほうだ。先の参院選における若年層の投票結果は、もしかして、自民党を支持する教員らによって、「意図的に政治色の強い偏向教育」が行われ、「特定のイデオロギーに染まった結論が導き出され」た結果ではないのか。
教師:安保法制は中韓の侵略に対して、日本の国と国民を守るものためのものだ。
生徒:でも、先生、安保法制は憲法違反だって、憲法学者の圧倒的多数が言ってますよね。
教師:いや、3人ぐらいの学者は憲法に合致していると言っているよ。
生徒:でも、その憲法を変えようとしているんでしょ、自民党は。
教師:それは押しつけ憲法だからだよ。
生徒:誰が押しつけたの?
教師:アメリカだよ。
生徒:でも、安倍さんってアメリカと仲よさそうじゃないですか。アメリカの議会で演説したとき、「てめぇら憲法押しつけやがって。今度俺の代で変えちゃるからな」って、なんで啖呵を切らなかったんでしょうかね。
そんな教師と生徒の会話があったか、なかったか。
もう一つ馬鹿馬鹿しいのは、都知事選投票にあたって自民党東京都連が出したお触れ。
[各級議員(親族含む)が非推薦の候補を応援した場合は除名等処分の対象となる]
「親族」とは民法第725条によれば、「6親等内の血族、配偶者、3親等内の姻族」のことだから、この触書は自民党議員であるA氏の、爺さんの兄弟姉妹の孫の投票行動も縛ることになる。はたして自民党内ゲシュタポはそこまで調べるのか、いや調べる力をもっているのか。実際は単なる恫喝文書にすぎないとしても、そこに表現される思想は、憲法改正を急ぐ昨今の自民党の本質を示している。
自民党の憲法改正草案24条(新設)によれば、
家族は、社会の自然かつ基礎的な単位として、尊重される。家族は、互いに助け合わなければならない。とされている。
国家の形成において、個人の役割ではなく家族の役割をことさら強調するのは、哀れなことに思考が明治時代で停止してしまった自民党員の根強い「家族国家論」から来ている。ちなみに家族国家論とは、人類普遍の自然な道徳観などではなく、明治期に天皇制を支えるために案出された明治天皇制固有のイデオロギー(虚偽意識)である。
それを自民党憲法草案は復活させようとしている。
彼らのいう「助け合わなければならない」という強制は、いずれは、家族ばかりか親族にまで及ぶだろう。一族の家長が「マスダ」だといえば、郎党もまた「マスダ」と言わなければならない。それが、助け合いの精神なのだ。
あっ、間違った。誰かが「ジョンウン」だといえば、一族郎党、津々浦々の人民一人ひとりが「ジョンウン」と言わなければならないのだ。
そこには、近代的な意味での政治主体としての個人は存在しない。なぜなら、自ら意志決定して候補者を選ぶなどという個人の自由は、自民党憲法草案が(あるいは独裁国家が)ことのほか嫌うものだからだ。
事件が起きたのは、ちょうど花火が終わった頃だったという。トラックは時速60~70キロで、約2キロを暴走。道路の群衆をなぎ倒した。英スカイニュースは、トラックが群衆に突っ込む際に蛇行運転をしたという目撃者の証言を伝えた。
引用:「人がボウリングのピンのように」 仏革命記念日の惨劇:朝日新聞デジタル
それは遠いイラクやシリアやバングラデシュでの出来事ではない。テロは世界へ拡散し、いまやその最前線は、リゾート客で賑わうコート・ダジュールにまで広がりつつある。
紺碧海岸が血で染まるとき、世界はかくして陰惨な本質を露わにしはじめた。
先日、当ブログは都知事候補に石田純一を推したが、本人はよくわからない理由で出馬を取りやめた。代わりに急きょ、鳥越俊太郎が浮上、本日、記者会見を開いて、立候補を表明。民進、共産、社民、生活の野党4党が統一候補とする見込みだ。
先にも触れたように、都知事選は希代の人気投票でもあるから、自公系に勝てる候補としては石田よりも鳥越のほうが可能性が高い。自民党支持者の票が増田と小池に分かれるとすれば、これは野党統一候補にとってはチャンスである。もちろん、小池は無党派層にも一定の人気があるから、鳥越に行くべき票がこちらに流れる可能性もある。
したがって反自公勢力が勝利するためには、野党が鳥越支持の一本化を盤石のものとしつつ、有力市民団体もまた鳥越支持を表明し、そして宇都宮健児の出馬取りやめを強く求めていくべきだ。何度も言うように、宇都宮の人柄の誠実さと弁護士としての実績を疑うものではない。しかし、都知事選に絶対に勝利して、自公政権に一泡ふかせるためには、反自公勢力もまた「分裂」してはならないのである。
2013年の都知事選で、98万票を得た宇都宮の「実績」を強調するむきもあるかもしれない。しかし、それは桝添の211万票の半分以下でしかない。98万は脱原発を求める民意の表れではあったが、知事選に勝てる票数ではなかった。
しかも2016年の都知事選は、参院選における自公の3分の2議席確保でさらに状況は悪化している。桝添に匹敵するような知名度と人気度の候補者でなければ、安倍政権の支配には打ち勝てないのだ。もはや雪崩を打つように鳥越に票を集めることでしか、安倍政権への痛打にはならない。鹿児島知事選における三反園勝利の「教訓」をいかすべきだ。
もちろん、7月14日の公示直前になって小池が出馬を取りやめ、増田の支持に回る土壇場劇も想定しておかなければならない。そのためにも、宇都宮辞退交渉はあくまでも水面下で進めておいて、小池の正式出馬が決まった直後に公表するという、アクロバティックな手法も検討する必要があるだろう。そこまでしないと、自民党には勝てないということを肝に銘じるべきである。
7月23~24日にかけて文京区の朝顔・ほおずき市が開催される。以前からこんなふうに複数の寺院・施設を使っての大規模なイベントだったかどうか。ニンテンドー3DSが抽選で当たるスタンプラリーもあるという。
残念ながらその日は、いわきに行く予定がある。ポスターへのリンクだけ、貼っておこう。
俳優の石田純一氏が8日、都内で記者会見し、14日告示の都知事選に「野党統一候補なら出馬する」と表明した。
引用:石田純一氏「野党統一候補なら出馬」 都知事選:朝日新聞デジタル
東京都知事選は所詮は有名人の人気投票にならざるをえない。石田純一なら勝てる可能性が大。石田は「不倫は文化」の人だけれど、それでも「政治とカネ」の呪縛からは無縁そうだし、若者や女性からの人気も高いはず。原発再稼働についても「非常に偏った政策」だと発言している。(東京新聞 2016/07/09付朝刊)
問題は「野党統一候補なら」という条件。あと1週間足らずでそれが実現するかどうか。実際のところ、野党統一候補でなくて、どうやって自民党に勝てるというのか。
それともう一つ、出馬の意向を示している宇都宮健児・元日弁連会長との関係だろう。宇都宮は「政党支援は出馬の条件にはしない」としている。石田も、野党統一候補の擁立が成らなかった場合は「少しでも力を結集するため、自分は出馬しない」と述べているから、勝手連などの市民団体が宇都宮を擁立し、野党の一部(たとえば社民)が宇都宮を支援すれば、石田は降りるだろう。
宇都宮という人の誠実さは疑うべくもない。また宇都宮と石田で政策の違いが、そうあるとは思えない。ただ、はたして宇都宮で自民党系候補に勝てるかどうかだ。若さや清新さという意味では石田に分があるのではないか。野党は候補を石田に絞るべきで、市民運動の側もまた石田に票を集中すべきだ。
Author: thinmustache(a.k.a. hiropon)
よしなしごとを書き散らかしております。