敦賀から選出された自民党・衆議院議員「高木毅」。いまや「下着ドロ」(本人は週刊誌報道を否定するが、抗議はしない)の高木として有名になったが、なぜ彼が大臣になれたか。その経緯をLITERAの記事が分析している。背景として、高木毅─高木孝一(父・元敦賀市長)─森茂喜(喜朗の父・元根上町[現・能美市])町長)─森喜朗という石川県の自民党人脈と、彼らの利権母体としての原発ムラの存在があることを指摘している。
ことの真相はわからない。しかし、さもありなんという話ではある。
⇒ 「子供が片輪になっても原発つくれ!」“下着ドロボー”高木毅を大臣にした父親の汚すぎる原発利権:
そう考えると、今回の問題は、たんに安倍首相が、“下着ドロボー”の過去をもつ破廉恥政治家を閣僚にしたというだけではない。「金が儲かれば子供が片輪になってもかまわない」などという発言を平気でする父親の原発利権をそっくり引き継ぎ、その原発利権に犯罪をもみ消してもらった、原発利権ズブズブの人物をあろうことか、原発業界にもっとも厳しい監視の目を向けねばならない原発事故担当・復興大臣に据えたということだ。
父親の高木孝一がかつて「将来の子どもがカタワになって生まれてくるかもしれないが、原発を誘致すれば地元は儲かる」という趣旨の発言をしていたことは、3.11以降の反原発の議論のなかで、古証文のようにあらためて検証された話である。ただ、そのボンボン息子がこんな奴だとは、私も今回まで知らなかった。
自民党の大臣の選出過程なんて昔からみなこんなものなのだけれど、そういって笑い飛ばすには怖ろしすぎるブラックジョークではある。原発事故およびその被災者をなめているとしか思えない。
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Author: thinmustache(a.k.a. hiropon)
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