ひろぽんの小石川日乗 2015〜

還暦を迎えたおじさんが、日々の喜怒哀楽をつづるブログ

ばけのかわ

⇒ 田母神俊雄氏を逮捕 地検特捜部、公選法違反の疑い:朝日新聞デジタル:

2016年4月14日10時31分

Screenshot 1208

 権威はたいていは化けの皮をかぶっている。選挙で政治家が口にする口当たりのいい言葉も、その背後には、どす黒い権力欲やらカネの腐臭やらが漂っているのは、よくあることだ。この人の場合の「日本を取り戻す」なんていう美辞麗句が、その典型だった。


 誰かの権威が失墜したときに、権威をもたない人間が快哉を叫ぶのは、ある種の憂さ晴らしでもある。不正を働く政治家への追求が、たんなる衆愚の憂さ晴らしに終わってはならないが、大衆的な感情が政治を変えるきっかけになることもある。良くも悪くも。


 そういえば昨日、都内の有名店にうなぎを食べに行ったのだが、そこの客に、有名なグラフィックデザイナーとその関係者がいた。誰にでも好きなときにうなぎを食う権利はある。たとえ、公的なビックイベントの大会ロゴ・デザインでパクリ疑惑をもたらし、その制定過程を錯綜させ、結果的に貴重な公費と時間を無駄遣いさせた張本人だったとしても。

 広告業界やメディア業界の人たちと思しき、ちょっと軽そうな人たちに囲まれて、彼は店の前ではしゃぎながら記念撮影していた。

その集団からは「SNSにばらまくなよ」「また週刊誌に……」というささやきも聞こえた。

 座の真ん中でこの人は人気者だった。意外と天真爛漫な人なのかもしれない。けっして傲慢で悪気のある人には見えなかった。虚飾の皮がはがれて、かえって清々しているようにも見えた。


 人間の皮ははがれ、その表皮は春霞のように池袋(あっ、言っちゃった)の夜空に舞い散っていたのだけれど、その店の天然うなぎばかりは、皮は香ばしく、身は歯ごたえがあって、嚙めばかむほど美味しかった。

[ 2016/04/14 11:12 ] politics | TB(-) | CM(0)
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